歴史モノ

授業参観を終えた。そちらで気付いたんだけどやはり授業中の学ぶ姿勢ってのは大事。落ち着きがない生徒との差は一目瞭然。つい、こうりんじ幼稚園の園長先生から当時に教わった話を思い出す。園児においては英語を話せる以上に人の話を聞く姿勢が大事なんだと。
「父が来た」という事実がものスゴく大事だから然して期待も無かったんだけど、教室の前には過去のテストをまとめた個人別のファイルが置かれていて、つい中を覗き見てしまった。これが予想に反して「父」親に似て中々の好成績。夫婦の育った家庭環境がまるで違うのだが、典型的な教育ママのわが家に対して、妻の実家は自由奔放にてテストの成績などには目もくれず。机に向かおうものなら「目が悪くなるからやらんでよろしい、女は愛嬌が一番だ」と。
そんな妻に子供たちの教育一切を任せてあるんだけれども、最近読んだ本に教育に関しては一貫して右肩上がりだった時代が終焉を迎えているとの記述があった。つまりは祖父の代よりも父の代のほうがよい教育を施された。そして、父の代よりも私どもの代のほうが更に立派な教育を施された。しかし、これからの時代、子や孫にそれだけの教育を受けさせる経済的な余裕があるかと。
主人の年収が1千万円で妻が専業主婦、子供二人の世帯では手取りが43万円。それで私立や大学の授業料を捻出するのはさすがに酷。確かに...。で、そんな悩みも露知らず妻が夏休みにイベントを企画しろとの指示が来て、慣れていないもんだからスグに同僚のHセンセイに相談したところ早速にキャンプを企画してくれた。
さて、最近、三国志の曹操を題材にしたビジネス書を読んだ。三国志は後漢時代の末期において、飢饉や疫病が流行、汚職や圧制への不満から各地で反乱を呼び、群雄割拠の時代を迎える。圧倒的な戦力を有した曹操率いる魏が天下平定を目前に赤壁の戦いに破れ、魏、呉、蜀の三国が成立する。それでも人口比でいえば4対2対1で圧倒的に魏が大きく、正史「三国志」はそちらを中心に描かれるのだが、多くの聴衆に読まれる為には美談でなければならぬ。