場所取り

選挙公報にはちゃっかりと「毎日」更新なんて謳っておいて選挙が終われば「それまで」。投票日にはブログを更新してないぢゃないかと心配された方も居ると思うが、法律上、投票日「だけ」はホームページの更新が禁止されているらしく...。別にサボっていた訳でもなく、ちゃんと当日は早朝から顧問を務める少年野球連盟の大会の開会式に参列して、午前中は事務所の片づけ、昼は久々の鰻と...それは余計だナ。
そうそう、選挙中のマイク使用は午後8時まで。つまりは最終日の午後8時がマイク納めとなるものの、地声での運動は可能だから終電まで駅に立つ候補者の姿も...。最後の一票迄という執念は分からなくもないが、その必死さと同情票への期待は有権者に媚びているようでどうも好かん。
その執念が運命をこじ開ける時もあれば選挙の明暗を左右することは百も承知だが、それで負けるのであればそれも運命とバッチに「しがみつかない」姿勢が持ち味だからナ。そうそう、このへんは価値観の違いだから別に当人を批判している訳ではなくて、あくまでも私には真似出来ないって話。
それにしても今回もほんとに大勢の支援者の方々に手伝っていただいた。多分、無報酬の手伝いは候補者の中でも最も多かったんじゃないかと。それも特に利害関係がある訳でもなく、純粋に「村の為に」という面々ばかり。勿論、こちらがスカウトに出かけた方々もいれば向こうからお申し出をいただくこともあるんだけど、手伝いに来て「今日は足りてるから...」なんて言われた日には「もう二度と来るか」ってなっちゃうから注意が必要。ほんと選挙は心理戦なんだ。いかに相手陣営の士気を挫いてこちらの士気を鼓舞するか。前者は余計か。
選挙運動の中でも遊説こそ花形なんだけど、選挙カーは1台だから運転手は一人で事足りる。だから交代と休憩要員を乗せる伴走車を「あえて」用意したり...。かと思えば、朝の駅頭の場所取りなんてのは酷な役回りの一つ。4時半に起床して5時には確保。万が一、他陣営に取られていたら次なる場所を確保して6時には駅頭を開始できるように整えるのが任務なんだけど、何よりも寒空の中、じっと待っているだけの仕事だから誰もやりがたらない。というかいない。