時代劇
最近の話題の一つに愛川欽也さんの訃報があった。さすがにあなたの町の宣伝部長には遠く及ばないものの、薬丸印の新名物位ならば私だって...。
行列に消費者の心を掴む秘密あり、その秘密は選挙において有権者の心を掴む秘訣になりうる。などと勝手に思っていて、野暮用で都内に出かけた際に新宿で行列を見かけた。しかも、私の好物の一つ「ステーキ」。物好きなもんだから最前列まで行って店内の様子を覗き見る。店の前のメニュー表もしっかりとチェック。値段もそれほど安くはない上に立ち食い、ひょっとして相当旨いんじゃないかと気にかかるも行列に並ぶ余裕などあるはずもなく...。帰宅後に調べればいまや話題の店だそうで。そのへんはいづれまた。
そう、新宿といえば歌舞伎町。迷惑防止条例以降、客引き等の行為こそ目立たなくなったものの、ぼったくり被害は依然絶えないだけにヘンな店には近寄らぬに限る。やはり健全な遊び場じゃないと...。日々刻一刻と変化を遂げる夜の世界にあって、夜の遊び仲間の行きつけがこちら。歌舞伎町や池袋の繁華街などに何故かバッティングセンターがあって、彼らとは夜の二次会以降に随分とそちらで勝負した。
そんな思い出の地、新宿バッティングセンターで2千本塁打の記録が生まれたとのニュースを目にしたのだが、その当事者が42歳女性だとか。私と同い年ぢゃないか。12年には歴代最多の月間52本塁打を記録。そんな彼女はデビューは06年だから私なんかが遊んでいたずっと後。そんなスゴい逸材がいるとは知らなんだ。目下、ライバル不在で3千本に向けて挑戦者募集中だとか。うん、これで更に客が増えそうだ。
さて、ニュースを見る為に事務所にテレビを購入したら政務活動費の適用はどうなるか。なんてのは「おやつにバナナは含まれますか」に似た稚拙な問いであって、「そんなもの常識的に判断せんかい」とその常識の結果が政務活動費だったりして...。ということで当方の事務所に置かれていた旧型テレビも地デジ化とともに処分されてしまったのだが、かつてはそんなテレビが重宝した。
ドラマのゴールデンタイムは月9(月曜午後9時)だが、おらが支援者のゴールデンタイムは午後4時。そう、国民的時代劇「水戸黄門」の再放送。これが毎回同じような話の展開なんだけど何故か不思議と飽きない。めでたしめでたしに気分よく帰宅の途につかれていたのだが、放送終了とともにすっかりと客が目減りしてしまった。
そう、時代劇といえば、最近の雑誌に「本物の時代劇がなくなって日本は駄目になった」なんて見出しがあって、もうそれだけで十分な購入理由になるのだが、時代劇が描いていた庶民の暮らしにおける思いやりやモラルこそ日本のよき伝統文化。やっぱり「水戸黄門」や「銭形平次」「大岡越前」に「子連れ狼」なんて時代劇が身近にあったせいか、世の中の秩序が「自然と」保たれていたような...。
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