肩慣らし

少し前に紹介した野茂英雄氏のインタビュー。トイレまで記者に追い回されたって話が出てくるんだけどトイレって安息の場所。自宅には居場所がないし(笑)、事務所には来客があるから隔離された場所といえば...。
ここのところ土日出勤が続く。政務活動費の提出書類に不備があったと...。不備っていっても印刷代の領収書に但書きが無かったとか按分の根拠を示す資料を添付するようにとか、「そんな些細なことはどうでもいいぢゃないか」と机を叩きたいんだけど世に悪評高い政務活動費だけに「今回ばかりは」大人しく言うことを聞くことにした。募る鬱憤に仕事を早めに切り上げて向かった先は...。
昔から呼び出されることには慣れているんだけどさすがに遠い。言いだしっぺなもんだから機運だけ盛り上げて後は任せてきたつもりが、そんな作戦が奏功してか地元の話題はそちらでもちきりだそうで首謀者出て来いと。で、「大事な」夜の会合を欠席して片道2時間半の郷里に戻ることになった。勿論、往復の旅費は政務活動費ならぬ「自腹」な上に、その日のうちには帰らねばならぬ。現地の滞在2時間のみ。
そう、四半世紀ぶりの同級会に向けた幹事会。同い年の学年全体に範囲を広げてやるんだとかで全7クラス。私は3年2組の元学級委員長なんだけど当日は女房役のRさんが居て、やはりこちらも四半世紀ぶり。「全然変わっていない」と言われてその解釈に悩んでいる。う~ん、まさか当時から成長していないって意味ではないとは思うのだが、どことなく複雑な気分。当時はクラス内の女子を上手くまとめてくれてね、私が担当した男子は一向にまとまんなくて合唱コンクールなんかやっぱり2位だったもんナ。でも、不思議と昔からちゃんと枠には入るんだよ。
で、何かと役が回って来るのは昔も同じ。別に自分で手を上げる訳じゃなくてあくまでも他薦だから...。職業とて有権者に名前を書いてなんぼの世界だから世間的な信用はそれなりにあるとは思うんだけど、中には支持政党が違うのも居れば政治嫌いもいるからナ。別にこちらの価値観を押し付けるもんでもないし、世の中にはいろんなヤツが居ていいじゃないかと思うんだけど...。が、それ以上に郷里から離れた「都会」暮らしだからどうか。
で、当日の話題はもっぱら同級生の近況。卒業アルバム片手に昔話に花が咲く。「コイツ、今何やってんのかね」「学年のアイドルKさんは来てくれるのか」等々と、本番に向けての肩慣らし終了。ということで宴たけなわに退席するのは私位なもんで、帰り際には「次回も来いよ」って言われたんだけどこちとらそんなに暇じゃないし、何よりもそう毎回では財布がもたぬ。