イヤホン

依然として足に残る違和感。肉離れは筋肉に著しい収縮が働いた際に筋肉が断裂してしまう状態だから安静が一番なんだけど...。行動範囲の制限以上に運動が出来ないのが何よりもの苦痛。
梅雨の晴れ間に恵まれた週末の朝にいづれも大事な予定が重なった。子ども会主催の少年野球大会に壮年ソフトボール大会の開会式。開会式で紹介された途端に抜け出せば間に合いそうだが、そりゃ主催者に失礼ってもの。やはり、未来ある子どもたちこそ宝?いやいや、現役の有権者こそ命?なんてつべこべ考えている暇があるなら...。早目に顔を出して関係者への挨拶を手短に済ませ次の会場へ向かった。
で、途中、横断歩道にて止まったら目の前を悠然と渡る人物が居て、どこかで見たような...。あ~、「区長!」と呼んでも無視だよ無視。こんなデカい声出してんのに...。が、よく見れば耳にイヤホンを付けているぢゃないか。まさか話題の英会話教材じゃあるまいな。でも、折角の機会だからそぉ~と目を凝らして行動を観察していたんだけど横断後に公園脇にあった災害時の避難地図を凝視しているではないか。うん、なかなかよろしい。
さて、そんな子どもたちに夢を残せるか。そう、今日は横浜市営地下鉄3号線の延伸の話。初当選からず~っとやっているんだけど埒が明かず...違った、未だ道半ばの状態なんだけど、どうやら今年「こそ」大きな進展が見られそうな予感。また調子のいいこと言いやがってと狼少年にならぬことを祈るばかり。
些かの弁明が許されるとすれば当時は建設費5千億円の川崎縦貫高速鉄道こそ本市の本命であって、3号線なんてのは二の次、所詮は隣接市の話だろって位に全市的な認知度は低かった。国庫補助が必須となるだけにまずは国の審議会答申に位置付けられなければならないんだけどそこは何とかクリア。運輸政策審議会第18号答申には首都圏において整備を進める路線が列挙されていて、目標年次までに開業することが適当な路線がA1、目標年次までに整備着手することが適当な路線がA2とされている。
この横浜市営地下鉄3号線の延伸については横浜市域がA1路線で本市域がA2路線とされていたから仮に横浜市が先行して着手したとしても本市がその先をやる保証が無ければ採算性は到底見込めぬ赤字路線となるだけに躊躇されたんだろうナ。その後、A1路線であった川崎縦貫高速鉄道が頓挫するんだけど、その後も大きな進展が見られずに...。
そんな折、JR南武線の武蔵小杉駅以南の踏切除去を目指して立体交差化が模索されていたものの、一部に横浜市域が含まれていてそちらは横浜市の協力が欠かせない。そこで両市が連携して二つの路線の実現を目指そうと覚書が交わされたのが平成23年。