関税
専門誌の巻末に掲載されし相場。プレー中のみとは申せ、手入れ届いたあれだけの空間を占有できるは贅沢の極み。何せその為のメンバー(会員)であって、ビジター(一般)など本来は。
ゴルフ界において特別な響きを以て迎えられるメンバー。ゆえに「彼ら」から誘ってもらう、もしくは頼んで入れてもらう等々、日頃から良好な関係を。ゴルフ場においてはメンバーこそ優先されるべきであって。
が、肝心のメンバーさえも予約がままならぬ、何故に。メンバーとして安からぬ負担の対価として得るに回れる権利は言わずもがな、なんと申しても割安なプレー代こそ。一方、経営面から見れば。
会員権の購入はあくまでも資本参加、それとは別に課せられるは年会費。それなくしてはコース運営ままならず。が、他方、それのみでは全て賄いきれるものになく。とすると欠かせぬは日銭。ついては一人でも多くの利用客、それも単価に勝る、何せメンバーは割引が適用されるもビジターや通常料金、とすると。
いや、向こうとて、かつてはメンバーに頭を下げて確保いただいていたものが、誰でも気軽にネット予約で。いや、背に腹は代えられず、コース存続の為にはビジターやむなしにせよ、時間帯のいい枠をビジターに開放して残り枠をメンバーに、となると。そのへんにゴルフ場の品格、矜持が窺い知れて。
会社は株主のものだったはずが、こと近年にあっては。株主だけのものにあらず、社会的責任を果たすとともに広く関係者、ステークホルダーを含めた満足度を上げてこそ真の企業価値に、なんて価値観が幅を利かせるに同じ。されど、ビジターなんぞは株価、つまりはプレー中のゴルフ場の価値への関心薄く。自ら掘った穴とて。メンテナンスが粗末になりがち。
これが、メンバーおらぬ、つまりは会員権が存在せぬ公共のパブリックコース、その代表例が本市の川崎国際ゴルフ俱楽部なれど、そちらはどうか。市内外の在住に関わらず全て同一料金なれど、市が有するゴルフ場なのだから市民には何かしらの恩恵、郵便でいう市内特別、があっても、との声も少なからず。外貨を稼ぐか、内の優遇を図るか、話題の関税とて。
閑話休題。降りかかりし突然の悲劇。生存は絶望視されども何ゆえにこれほどまでに。高三の息子のほうが時事に詳しく、復旧を待つに三年と聞くに。いつぞやの福岡市の陥没などほぼ一夜にして復旧した感あり。やはり、政令市においては上下水道を自ら有するがゆえに。そこに起因する陥没や少なからず。本市など上下などと括られるも水道と下水は似て非なるもの、単に管路なる共通項がある位で。
道路上に吹き上がるは水道管の破損。中身は飲料水にて家配水に求められるは水圧。一方の下水管に流れるは汚水にて硫化水素による腐食が。今回は処理場に近きがゆえに口径の太いばかりか腐食の浸透度が未だ。本市最大の下水管は3000mmなれど当該の口径や4750mmとされ。
(令和7年2月25日/2909回)
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