台湾

これほどオイシイ話を独占しては世間様に顔が立たぬ。勝手な妄想、薄底健康論を吹聴して歩くに、私にも一足を、とバカな信者がまた一人。詐欺師の話って「本当に」面白いらしいからご注意あれ。

いや、彼もまたランナーの一人にて、その領域に踏み出そうとしとることは話を聞く目の輝きが。対価、と申してもたかが材料費二千円、工賃などいらぬ。この年齢にもならば金品の類よりも他人様の喜ぶ顔こそが。高まる健康意識。んな輪が広がるに国の社会保障費とて。

ましてや相手が相手なだけに宣伝効果は抜群。それもそのはず、依頼の主や地元選出の県議、それも他党にあって。政党で拒むなんぞは小人に過ぎず。クラフトマンさながらにオシャレでカッコいい一足を、彼に。

オクトバーランの会費が未だ未納、と督促を受けて久々の朝ラン例会に。個人の種目とされるも集団で走る意義や効能は件の名著が一章を割いており。並走しながら互いの近況を確認し合う中に気づき少なからず。

多い月は月間500kmを走るA子さんの年齢や不詳。健康美を有するばかりか「超」前向きな性格の主であり。秋に挑むはどこぞの島巡りマラソン。目下、ウルトラランナー仲間にひそかに流行を見せるがそのシューズ、ならぬ。

サンダルとて過去に注目されるもそれは完走後の癒し、リカバリーシューズと呼ばれるジャンルのはず。ぜひ、お試しを、とそそのかされるに。見てくれは百均のサンダルにしか。その名も台湾サンダル。えぇ、勿論、私もバカですから。

閑話休題。今回「も」質問を終えた。項目は一つ減らして三つ。一つは防災。備蓄物資の不足や使い勝手に寄せられる声や少なからず。それしきでは足りぬ、よりコンパクト、軽量の品が云々と。何せ巷には「我こそは」という自称大家が。

適正やいかに。何が最善かは人それぞれ。正解なき中にいかに正解を見出すか。禅問答が如き難問。が、アレコレと口を挟むは関心を寄せとる証左であり、くれぐれも変人などと粗末にしてはならぬ。んな協力者を大事にせよ、と。

二つ目や柿生駅南口。あの狭い道路の解消。用地買収の成果か、柵で覆われた土地も目立ち、地元に高まる早期完成への機運。最後の一坪にケリがつかぬ限りは、などと役所みたいなことを言っておらず。早いに限る、暫定供用も視野に、と前倒しを求め。

そして、最後はこちら。駅前商店会のど真ん中に空いた空洞。何か月も放置されるは私道であるがゆえ。されど、悲しいかなそこに私道を示す立札なく、野ざらしのまま放置されるに。行政に対して望まざる不信感を呼び起こす結果は何とも。

私道の舗装助成あるゆえそちらで、というのが役所の言い分。が、自宅前ならばまだしも無関係の土地にあって一部とはいえ他人様が破損させたものの費用負担を何故にこちらが被らねばならんのか、というのが。それも相手が譲らぬならばまだしも「譲る」、それも売却ならぬ無償譲渡と申しとるに頑として貰い受けぬは市、新品が如くに手直しせねば、とにべもなく。

せめて、公の道路に準じる土地だけでも、と。

(令和7年12月25日/2968回)