縁結び

朝の通勤時に最寄駅に「現職の」官房長官が立っていたとメールが届いた。そんな噂が広まることこそが狙いだったりして...。人気商売なもんだから評判が立ってなんぼの世界。当日の人数以上に催し物が行われていることが風評として知れ渡ることに意義がありそうではないかと。震災後に被災地からいただいた大漁旗がなびく中、後援会主催による秋の恒例行事「さんままつり」を終えた。
例年、さんま一尾2百円の特価で提供しているんだけど今年は仕入れが高くなりそうだと百円の値上げ。そんなケチなことを言わずとも...。いや、その負担など然したるものではないんだけれども原価割れは有権者買収に問われかねないから。が、仕入れ担当の活躍により例年通りの価格にて提供、多くの方々に喜んでもらったものの、残された大量のごみ。分別を促すものの徹底されない現実にごみ行政の難しさを窺い知ることが出来る。生ごみの中に手をつっこんでペットボトルを抜いて...。そんな仕事は手伝いの方々にやらせる訳には参らぬから私自ら。
さて、政府の婚活支援に対して厳しい視線が向けられていると聞いた。意義こそ否定はせぬが、それ目当てによからぬことを企てる連中がいるもんだから補助金をチラつかせるのはどうか。真面目な出会い系サイト、というか縁結びサイトの運営者が結構な収益を上げていると聞いたが、創意工夫次第でそのへんは克服出来るのではないかと。
そう、こないだの委員会の際に美辞麗句ばかりが並ぶ市の計画に女性市議が憤慨された。少子化対策に本腰で取り組むならば産婦人科医を増やすとか、出産前後の負担軽減を図るとか...。それに限らず親の庇護の下で何一つ不自由なく暮らせれば結婚をせずとも...なんて価値観もありそうだし、そもそもに相手が居なければ元も子もなく。「顔の広いところでいい相手はおらぬか」ということらしく妙齢の女性とメシを御一緒することになった。
人と人を結ぶのが仕事だから婚活支援などは適任だと思うんだけど縁談は鬼門、上手くいって当然、こじれれば後々までの御家騒動の原因になりかねないなんて言われているそうで。が、御家騒動の心配の前に御家断絶の危機、一刻も早く後継ぎを...なんて事情から私と同年代ともなれば女性にはかなりの狭き門だとか。女性は嫁に行くものなんて固定観念があるだけに独身女性に向けられる視線は男性以上に厳しいらしく悩みは深刻な御様子にて。