庶務課

区少年野球連盟主催の恒例、ちびっこマラソン大会。初当選以来13年間ずっと子供たちと一緒に走っているんだけど、さすがに今年は予定が目一杯にて断念せざるを得ない。監督やコーチから格好が違うじゃないかと冷やかされること位は想定していたんだけど国会浪人中のSセンセイが「初めての」ジャージ姿で走らんのかと。
そんな挑戦はわれらが与党のNセンセイに向けられるべきなんだけどその当人はどこ吹く風とスーツ姿で...そんな弱腰で選挙に勝てるかっ!。えっ土俵が違う?そうだナ。車中の練習用ジャージに着替えていざ勝負。勝負の結果?言わずと知れた完勝だよ完勝、相手にならん(んなこと言っちゃいかんナ)。年甲斐もなく挑発に乗って無駄な体力を消耗してしまったもんだから夜はヘトヘト。
さて、今でこそ勝ち組の呼び声高い人気の職種、公務員。過去の縁故採用などが批判されるけれども当時などは公務員「なんか」の時代。数年前に消防署を退職されたOさんによれば仕事で消火栓の掃除をしていた折に親子連れが通りかかった。その小声が聞こえたらしいんだけど「勉強しないとああなっちゃうよ」とか。...に「でも」なるか、...「しか」なれぬ「でもしか」公務員も今じゃ御の字の代名詞。当時はドブ板などもその場で担当者を呼び出して対応を指示するセンセイの雄姿が地元でも称賛を集めたらしいけど今じゃ電話呼び出しどころかこちらが足を運んで...。
そうそう、昨年のいつぞやに出発の早い視察があって、朝6時にJR川崎駅に降り立った。そのまま京急川崎駅への乗り継ぎの際にK局長にバッタリ。まさか呑んだくれの徹夜組ではあるまいなと疑惑の視線を向けてしまったのだが、その身なりからキチンとした御出勤の様子。こちらとてちゃんとした視察なんだけど背中に巾着袋を背負うだけの軽装なもんだから逆に怪しまれていたりして...。
そんなK局は庁舎再整備を理由に移転仮住まい中。年末に陳情に来られた方が同じ地元だとかで折角の機会に挨拶をと打診すれば二つ返事でOKとのことでそちらを訪ねた。役所は横並びだからK局に限った話ではないのだが、およそ局内には部が複数あってその下に課がぶら下がる体系なのだが、どこの局もセンターは総務部庶務課。局長室の前にはおよそ庶務課があってちょうど来客が見えるもんだから課長以下、全員が起立で迎えて下さる。ましてやセンセイ同伴ともなれば尚更で...。