女子率

さすがに「微減」では話題性に乏しく、「惨敗」予測に駆られる不安。敵陣から刺客を送り込まれる位ならばいっそ謀反を企てて寝返りでも...。でも、それじゃあファーストどころかセカンド、二の次、自己都合ってもんで、当落上の都議の動向にこそ注目か。
この世界には議長経験者って一目置かれる役職があってそんな時こそ出番のはずが、かえって混乱を招いていたりもするんだけど、少ないから重宝される訳でそれだけ数が多ければ逆にその扱いが悩みの種になることも....。4期目ともなればぼちぼちそんな役が「慣例的に」回ってくるもので、これが少数会派であれば調整役でいいんだけれども最大会派となれば議長の登竜門となるだけにその苦悩いかばかりか。今日はそんな団長の話から。
ニューヨークで話題騒然のエクササイズ。スタジオで曲に合わせてバイクのペダルをこぐんだけどこれがかなりの運動量。有酸素運動と筋トレの両方の要素を持ち、1レッスンで脅威のカロリー消費量を実現、あのセレブたちも...というのが謳い文句にて大ブレイクすると予言するのは前職時代の先輩なんだけど、それも当時私をマラソンに向かせた社内屈指のイケメンにて別にヘンな気はないんだけど彼の話に聞き入れば途中「女子率9割」に耳が立った。役所の答弁にもその位耳が立てばいいんだけど...。
そう、近年のマラソン大会然り女子率ってのが物事の成否を左右するだけにそれが著しく少なかったもんだから隣で囁けば、さすがに責任ある立場にて「女子率」とは言わぬまでも女性の比率が低いナと団長。その後の本人の挨拶では女性票の獲得こそが今後の課題などと述懐するあたりはさすがちゃんと他人様の話を聞いとるではないかと。Nセンセイの新年会のひとコマ。
マメなのかヒマなのか知らんけど団長と隣り合わせになる機会が少なくない。向こうが年上なれど当選同期の気心の知れた仲にてズケズケと言ってしまうのだが、まぁおよそ来賓祝辞なんてのは世辞に始まり世辞に終わると言っても過言ではなく、そんな聖人君子が如き称賛されても私などはこそばゆく...やはり偽善者なんだナ。
まずは地元の代議士、次いで参議院のセンセイに県会が続き、その他市議と括られるんだけれども数が多いもんだから市議は全員登壇いただいて自己紹介の後に代表して団長の挨拶でどうかと助手の耳打ちがあって「それで結構」と返事をした手前、最初が肝心、前座を買って出た。「来賓の話が長いと本人が気ぜわしく、自己紹介のみで」と振っておいたはずが、後に続く諸氏はどこ吹く風と立て板に水が如く...。「折角、司会と前座のY崎が言っとるのに気づかんのか?」と最後に団長がピシャリ。
自らの自慢話というよりも主役の隠れた魅力を支援者に伝えたいとの善意なだけに分からんでもないんだけど、それにしてもよくあれだけ歯の浮くような台詞が出てくるよナ。俳句の世界には「花疲れ」って季語があるけど、世辞は聞き飽きるから多少トゲというか毒のある話のほうが記憶に残ると思うけど。ということで予算審査特別委員会がスタート。上下主従の関係が確立した内部には言えぬことも外部からは...。
(平成29年3月7日/2331回)