公園
母を殺した敵への憎悪、心の葛藤を巧みに操られて暗黒面に転落したのがあのキャラであって、鋭い洞察力に人の深層心理を上手く描いたルーカス作品の魅力がそこにある。心の余裕も平時ばかりとは限らぬ訳でそんな時に限って...。違反者講習なる不名誉な特別講義に免許更新を終えた。
回りを見渡せばどこかツイていないというか不思議と人相がワルそうに見えてくるもの、まぁ向こうから見れば私もその一人だったんだろうナ。追い越された際の動揺、低速度への苛立ち、心理が運転に与える影響は小さくないと教わりつつも。片側の交互通行に募る鬱憤、中途半端な指示では事故に繋がりかねず。有事の際に「誘導員の指示で...」の弁明は通じぬと聞いた。
およそ土木工事は市の発注。「なんであんな業者に任せたんだ」と憤慨してみたくもなる訳で。随所に目立つ工事車両、一方では某日に行われた入札3件が全て不調に終わったとか。発注額以上に年度末の完了厳守を課せられては人員確保が追い付かぬというのがその原因らしく。年度をまたぐ云々は役所の都合。四月発注とはいわぬまでも工期延長位は一考してはどうか...と。
閑話休題。公園用地を拠出せねば開発は認めぬ。さりとて、杓子定規でやった結果が手つかずの公園。ならばいっそ相当額を金銭で...なんて意図が働いていたりもして。一定規模以上のマンション建設時において相当額の金銭を払えば公園拠出が免除されると聞いた。金銭か現物か、相続などは圧倒的に物納を希望する向きが多いけれどもこちらは金銭の選択が6割を占め、市緑化基金の積立総額の9割がそちらからの拠出分だとか。
相続などは売却時に足元を見られるから当然なんだろうけど、こちとら本来は物納が原則にて、何らかの特別な事情ならば金銭でも...とあくまでも副次的というか次善的な意味合いのはずが、ハナから金銭と居直られては釈然とせぬ。途中、拠出額の値上げを図ったものの依然とそちらが大半を占めるとあっては意にそぐわぬではないかと市に迫ってみたり。政令市では本市「のみ」とされる特別な制度の是非やいかに。
本市において運動施設を求める声は少なくなく。整備するにも金銭以上に用地確保がままならぬ。どこかいい用地はないものか、あれだけ広い敷地を有していれば一つ位は...と標的にされがちな都市公園。事実、市内1,129公園の内27の公園が運動施設を有しており。が、そのへんは都市公園法なんて国の法律で専有面積にちゃんと制限が課せられていて、上限は百分の五十、つまりは半分まで。ちなみに本市で最も率が高いのは生田緑地の49.84%。全国的にも珍しい市のゴルフ場がありますゆえ。
で、このほど、そちらの法律が改正されて自治体が独自に条例で定めることが出来るようになったんだけど、あくまでもそちらの数字を「参酌して...」との一文。まぁそのへん微妙な含意が含まれていそうでそのへんが見えぬ圧力に見えぬこともなく、本市などは「まんま」でやりますとのことらしいんだけど、折角の機会だけにもう少し吟味の余地はなかったかと。
(平成30年2月20日/2412回)
0コメント