2017.10.28 20:55恨み節抜群の集客力を誇る進次郎氏がおらが候補の応援にやって来て、憚りながらも前座を務めることになった。「これだけ多くのみなさんを前に話せる機会など今後ありえんから私の宣伝もしたいのだが、早く降りろって、みなさんの視線が訴えているから本当にこれで終わるけど次回は私の演説も聞いてくれ」と、都合1分。登壇時に「山崎さ~ん」との声援は何ともありがたい。...
2017.10.24 20:55比例候補者の氏名の前に積まれた山は一束五百。厠の窓から落とされた紙片を手に一目散に公衆電話へ。事務所で待機する支援者たちが固唾を呑んで見守る中に鳴り響く電話。抜いた抜かれたの緊張感こそ選挙の醍醐味...なんてのは昔の話。いまや午後八時の時報とともに「過半数獲得」、「某氏当確」なんて字幕が踊る時代。情勢分析とて優劣のみならず数字にまでなっちゃう...
2017.10.20 20:55投票率向こうから渡されることはあっても渡す機会なんてのはそうそうあるものでもなく。向こうというのは市長で、渡すモノは賞状というか当選証書。有権者を代表して四年間の市政を君に託すと言わんばかりのその役職は年齢、貫禄ともに申し分なく、そんな機会が回ってくるとは何とも名誉な話ではないかとヨイショしてみるも当の本人は御満悦にはほど遠い様子にて。期日前投...
2017.10.16 20:55安曇野長野県安曇野市に近代彫刻家、荻原碌山(守衛)氏の作品を訪ねたことがあった。かのオーギュスト・ロダンの影響を受けて転向したとされる同氏の彫刻は鬼気迫るというか精気が宿るが如く異彩を放ち、独特の存在感を示す。夭逝が悔やまれる同氏の作品群は一見の価値あり。その神髄は単なる模倣、再現のみならず内面にあるものを表現出来ねば云々と解説にあった「はず」...
2017.10.12 20:55大目たばこに同じ、嗜好品がゆえの宿命と教わったはずも...。事業主とあれば経費処理が可能にてそちらの税収は期待薄、ガサ入れするにもスナックなど数はべらぼうな上に夜の商売となれば双方に何かと不都合もありそうで。予めそちらに課税することで本線のほうは「大目に見る」なんて意図もあるやに聞いて、確かに合理的というか諸々を勘案すればそれなりに理にかなっ...
2017.10.08 20:55談合坂さて、市長選。政党の推薦は受けぬというのが現職の政治姿勢ながらも「当然」いや「意外と」肚は別だったりもして、各方面から手が伸びて請われぬ支持を表明することになった。が、何もそこに限った話ではなく、私とて団体の推薦を受けぬ、というよりも自ら求めぬだけなんだけど、来るもの拒まず、相手からの申出あればほいほいと...。で、結果、数団体の顧問なる...
2017.10.04 20:55けもフレ「特別」が付こうがつくまいが本来は退屈はせんはずなんだけれども、プレミアムの日に限ってぽっかり空いた夜の予定。前職時代の先輩と当人の母親が湘南のワインバーの知り合いという稀有な縁で巡り合ったデザイナーは同い年。そんな彼が二十年来の会社を退職されて海外を放浪されていたんだけれども帰国した投稿を見かけて「本日のみ好都合」と打診すればちょうどい...
2017.09.30 20:55殿様商売出師の表を読んで泣かざるは人にあらず。史記に水滸伝も読んだけど、やはりこれに勝るものなく。受験勉強の合間、というか合間に受験勉強をしていたようなもので台詞までそらんじる横山光輝「三国志」。蒼天既に死す、今まさに立つべしと民衆の蜂起を呼びかけた黄巾の乱が巻頭ならば巻末は劉備亡き後、蜀の命運を託された孔明が五丈原に没する「秋風五丈原」。一葉知...