2020.01.29 20:55春節定年退職まであと数ヶ月、どこぞの管理職が不祥事の封印に躍起、と聞いた。隠蔽の是非は言わずもがなもそりゃ人望厚き上司を庇う部下の善意であって自らとなると人としての底が透けて見えてしまいかねず。まさに面従腹背、かん口令といえど募る鬱憤に聞こえる陰口。本来ならば立つ鳥跡を濁さず、在任中に今ある膿を...が本来の姿ではないか。さて、昨年の台風に伴...
2020.01.24 20:55覆面刺青の前科者ぢゃあるまいに何故に入店を拒まれねばならんのか。口論こそせぬものの理由聞かば横に連れた中学生。県の条例にて深夜の外出は厳禁、午後十一時迄の帰宅が義務付けられとると。さりとて、こちとら塾帰りのメシに長居するもんでもなく定刻前には勘定済ませると譲歩したのだけれども物理的に不可能と頑なな姿勢崩さぬ相手に御紋見せることなく(まぁ全く役...
2020.01.19 20:55宣言所詮は「にわか」の域を脱しきれぬ身にてそこまでの高倍率とは知らず。やはり役職で招待いただいたのだけれども凝った演出に肩肘張らぬ社長のプレゼン。巷の働き方改革に反して部下が休暇を許してくれぬ、とのボヤキ。その名演ぶりに好感度は急上昇....か。そう、フロンターレの新体制発表会のひと幕。来賓の挨拶は市長。オリパラに注目浴びるスポーツ界。市制記...
2020.01.14 20:55元服瓶麦酒を拒む相手に「よもや年頭に揶揄した私の話をまともに受けて減量などにいそしんではおらぬか」と水を向ければ「それはない」とF市長。さりとて、上司が烏龍茶とあっては部下は美味い酒が飲めぬ。卓上の料理に残留決め込み御託並べるは苦手ならずとも飲まず食わずの秘書の冷やかな視線、人が立つ横でメシは食えぬ。後は勝手にやるゆえ結構と退去命令を下しても...
2020.01.09 20:55数珠身内の不幸が重なっても平然と祝辞を述べるがこの仕事、と教わった。昨年に祖母が他界しとるから厳密に申し上げれば喪中のはずも百歳手前の大往生に「夏」の出来事にて。いつまでも陰鬱な表情を浮かべていては故人報われぬばかりか相手に余計な気を遣わせる訳で。喪中はがきに知る訃報に粗相を恥じつつ、届いた賀状に目を通していたのだけれども百聞は一見に如かず、...
2020.01.04 20:55掛軸迫る火の手に舞われる敦盛は漫画「日本の歴史」のひとコマ。天下布武の志半ばに非業の死を遂げる英雄として描かれし作品は数あれど、歴史は勝者側の都合で作られること往々。突然の降板、代役に抜擢された女優の演技、というよりも天下の逆臣、叛逆の徒を主人公にしたその筋立て、麒麟になぞらえし題、そして、一年ぶりの戦国モノとあらば。武家の悲運、名門に生まれ...