2022.02.24 20:55猫背「父兄」の名を冠した団体にあって会長職が女性とあらばその実力のほどは言わずもがな。ともに来賓としてともに招かれし会場の階下にて遭遇。日頃の御礼を述べつつ、並んで、というか、半歩下がって訪ねる受付。入口に出迎えをうけての会長の一言や、「今日は同伴出勤だから」。意表突いた一言に凍てつく周囲。そ、それは知る人ぞ知る夜の業界用語にあるまいか。不覚...
2022.02.19 20:55娑婆今日ではものの数分も当時などは数週間。その非効率に見える時間こそが知への欲求を育む、と。「未来の科学者たちへ」(大隅良典、永田和宏共著)。海外の論文を入手するに図書館に届く目録に記された宛先にはがきを送付。船便の到着を待つ間に駆り立てられる妄想、いや、逆に興味が失せたりも、そんな体験が語られており。こう見えても理系のはしくれにて寝る間も惜...
2022.02.14 20:55筆箱子を想う親の心に国境なく。息子が世話になった、と遠き異国から訪ねていただいて。御礼に、と手渡されるは木製の筆箱。カナダで大工職人を営む当人が丹精込めて作った一品。議長室の棚に飾っておいたのだけれども盗難、いや、息子の入学祝に譲ってくれぬか、と運転手にせがまれて、あげちゃった。研修員受入プログラムにて本市の国際交流課に在籍していたC君。一昨...
2022.02.09 20:55家宝言わずと知れた最古の職業。ならば二番目は。そんな相手と待ち合わせするにアムステルダムの西運河地区は理に適う、どちらもつまるところいかに人を偽るかを知り尽くした職業、と著者。鑑定士なる職業が注目浴びるはあの番組。先祖伝来の家宝への評価額。古美術商とて素人相手に偽物として仕入れて本物として売ればひと儲けを狙えるやもしれず。モノの真贋の前に鑑定...
2022.02.04 20:55互恵罪を憎んで人を憎まず、といえども身内が差別や偏見に晒されかねぬとの慎重論。いづれバレる以上、伏せるは無意味。割れる言い分に判断を求められて。んなことまで口を挟んでいられるか、各自が勝手に、と議長時代に申し伝えて以降の扱いは知らぬ。市議に初めての陽性者、と報告を受けた。彼ならばさもありなん、と、ありがちな疑惑も、こと当人に関しては潔白である...