2023.10.30 20:55足蹴さながら枕詞が如く。迫りくる視察、とあれば下句は、ともに見聞を深めん、となるべきはずが、旨いもんでも、と相手。それも、贅沢は敵、を信条とするあの会派にあって。当人曰く、私とは八年ぶりの同班とか。当時、机を並べし委員会。所属は違えども互いに会派を背負うエース同士、とエールを送ったつもりが。一緒にせんでくれ、と示される拒否反応。おい、無礼者、...
2023.10.25 20:55失恋貰い受けし湯呑が愛用品。歴代の総理の氏名と似顔絵がズラリ並ぶ中にあってひときわ目立つ自らの名。あえて記すが当人らしく。県庁の応接間にて目が合いし重鎮がひと言。相談する相手が違うぞ。さりとて、んなことはどこ吹く風、の当人。成否はさておき、どんな厄介な依頼とて二つ返事で。人と会うに不快な表情見せることなく、その天真爛漫な性格は万人から好かれ。...
2023.10.20 20:55孝行二句千円を添えて、との一文に。砂浜の波ぞ静かに秋告げる、伏す父や見舞に求む切身鮭、と。前者はレース当日の砂浜に、後者は支援者の近況知らせる一報に着想を得て。選考委員に名を連ねる以上はその程度の権限有するに違いなく、自薦するに「無理」とにべもなく。こちとてあくまでも募集が少ないと聞いて投句しただけの話、何も本気で。後日、再会の折に「やはり残...
2023.10.15 23:30速記六十二年の歴史に幕。数多の舞台となりし議場にて最後の採決を終えた。最終日に上程された議案の一つに議会条例の改正があって、一人反対を見せるは会派追われた、いや、離脱した無所属のM君。委員会の採決は挙手なれど本会議は起立。そこの判定は「目視」にて微妙な動作に惑わされることなきにしもあらず。ボタンにすれば即解決とばかり新庁舎では。あくまでも選択...
2023.10.09 20:55靴屋放免に歓迎されるは「彼ら」位なもので。在任中はあれほど群がっていたはずが。いつか来た道、確かにそれは事実。あの豹変ぶりは何なんだ、と募る鬱憤。然れども、そもそもに彼らは「役職」に面従するのであって、「個」に従うものになく。そのへん見抜けぬようでは。声がデカい人に悪いやつはいない、というのが人を見る指標の一つとされ、とすると性格はそこまで。...
2023.10.06 05:24往年ゴルフをこよなく愛する地元の中堅二人による企画。一世を風靡した往年の名手を招いて教えを請おう、が進行中。前回のゲストはおらがセンセイだそうで。そこに異論こそないものの、既に数回を数える中にあって、彼を置いて他にあるまい、と思しき御仁に未だ登場歴なく。それだけの実績を有するに他の後塵を拝するは不本意にあるまいか、と当人に問わば。往年が意味す...