2015.08.28 20:55草の根あるセンセイの細君によれば「視察」は「旅行」と同義語とか。私なんぞも出張の際に行先は告げぬ、というか聞かれもしないんだけど「外泊」=「視察」と解釈されているらしく。奥方がその程度の認識なのだから巷ともなれば...。キチンと事情を説明したはずなんだけど、当人からの紹介先は蔵王温泉T旅館。「いやいや視察だから」と再度伝えても「御当地は観光で行...
2015.08.26 20:55切れ字「柄の曲がる虫取り網や残暑かな」と詠んだ。中々いい句だナと勝手に自画自賛していたんだけど赤ペンが入った。「や・かな」「や・けり」は切れ字にて併用は避けるというのが初歩的な決まりごと。で、「柄の曲がる虫取り網の残暑かな」と修正された上で先生の選となった。「や」を「の」にするだけで...俳句とはそんなものらしい。秋近し。食欲の秋にスポーツの秋...
2015.08.22 20:55エンブレム模倣は人の本能。マネシタ電器に見るまでもなく他社に追いつけ追い越せと真似ることで成長を遂げてきた企業も少なくない。その作品から何かしらの着想を得ることもある訳でそれが盗作か否か。確かにそういう目で見れば似ているように見えてくる。私なんかはむしろその類似品を探し当てる資質に関心を抱いてしまうんだけど、そのイメージはこれからもずっと付きまとう...
2015.08.21 20:55紅茶球児たちの夏、甲子園も我らが神奈川県代表の東海大相模の優勝で閉幕。近づく秋の足音に「横並ぶ寝顔が語る夏休み」と詠んだ。そんな秋の足音とともに迫りくる川崎市議会第3回定例会。定例会の開幕前には各会派の正副団長に対して副市長から予定議案の説明が行われるのが慣例。説明後には市政全般に対する意見交換が行われる重要な機会となるんだけど、当日のささや...
2015.08.20 20:55帳尻未だ話題作を読む機会には恵まれないものの、同じ芥川賞作家の村上龍氏の社会洞察力には一目を置いていて...。同氏の近著「オールドテロリスト」は老人たちの反乱を描いた作品。その序章には放火を企てるシーンが登場するんだけど、少し前の一件と重なった。巷では老後破綻なんて言葉が取り沙汰され、主に社会保障を中心にその鬱憤の度合いが窺い知れるが、連れ合...
2015.08.19 20:55自慢の一足話違わぬうつけ者と相手を油断させて正装で会見に臨んだ天下人の話は有名だが、最近ともなれば重要な交渉時にもTシャツスタイルを貫く話題の経営者。経営者の資質に見てくれは関係無いとばかりの自信の表れか。私なんかは内面的に乏しいもんだから少しでも外見でとあの手この手を尽くしてみるんだけど、慣れていないもんだから気取り過ぎてもどことなく不自然にて違...
2015.08.13 20:55興味津々種の存続は自然の摂理にて危機の際には子孫を残そうという防衛本能が働くから出生率も上がるのだとか...。敗戦の足音が聞こえつつあった昭和19年生まれの一人っ子が多いと聞いた。国の将来を子に託して帰れぬ戦地に赴いた当人の心境いかばかりか。その体験を忘れぬ為にも終戦記念日を前に今年も一冊の本を読んだ。今年の一冊は久々の城山文学、「指揮官たちの特...
2015.08.06 20:55ドレミル?「シルバー人材センターに登録したものの、全く音沙汰がない。実はもう何年か経過していて...」と相談があった。関係者から事情を聞くに業種によりかなりの差異があるそうで、中でも庭木の剪定などは依頼が多いとか。確かに手頃な価格なだけにこの位の庭ならば...との需要はありそうだ。が、立派な御庭ともなればそうはいかぬ。御先祖様が戻って来る前に庭木の...
2015.08.04 20:55最終ホール帰宅時に「たまたま」世界水泳の生中継が放映されていて、久々に見入ってしまった。ちょうど男子200m自由形の準決勝、に続く女子200m個人メドレー決勝には渡部香生子選手が出場。最初のバタフライでは5位、その後の背泳ぎでは8位に転落したものの、そこから得意の平泳ぎで4位に浮上、最後のクロールで勝負強さと粘りを見せて見事に銀メダルを獲得。やっぱ...
2015.08.02 20:55課題図書夜9時頃に新百合ヶ丘駅周辺に出没する機会があるんだけど、一時停止を意味するランプを点灯させた車列が片側道路を占拠している光景に出くわすことが少なくない。御主人様の迎えならぬ子供の塾待ちの車列らしく...。かくいう私も送迎こそ無かったものの塾や予備校、参考書等々と親の投資額「だけ」は東大クラスだったはずなんだけど、結果はこんなもんで。かと思...
2015.07.31 20:55立ち退き昨日の続き。焦点の「財源」だけでは押し問答だけに埒が明かず不毛な議論になりかねない。細切れながらも各施策についてこんな質問をぶつけている。その一つ、市内幹線道路の整備については都市計画決定から既に50年以上も経過していながら一向に進展の兆しすら見えず、現実的に実現が困難な路線も少なくない。計画を期待して移り住んだ地権者がいる一方で計画線上...