2020.11.29 20:55泥沼年に一度「だけ」の議員研修会の立案は議長の専権。ほんのわずかばかりの謝礼を片手に講師探しに奔走。無難な題目は財政か分権にて大学の教授らを招くも授業の延長上にて評判冴えぬこと少なからず。「今回は全く違う分野。いや~、今までで最も興味深く聞いた。議長、ナイスチョイス!」と軽妙な、いや、軽すぎる感想を寄せていただいたのはベテランのAセンセイ。逮...
2020.11.24 20:55絵本名バイオリニストのパオロ・レヴィの演目にモーツァルトの作品なく、その訳はナチス強制収容所の悲劇にあった。次々と到着する列車に運ばれる囚人が向かう先は二度と戻れぬ地獄の一丁目、知らされぬ当人たちの不安を拭うべく演奏させられたのがその曲だそうで。本市が誇る藤嶋昭先生が理事長を務める(公財)東京応化科学技術振興財団から議会図書館に寄贈いただいた...
2020.11.19 20:55別荘5GならぬG5、名前負けの会合に関東五市の政令市の議長との懇談を終えた。恥は晒さぬに限る、じっと黙して隣の言い分を聞き入っていたのだけれども雨水と汚水の混在による弊害は小さからず。雨水公費に汚水私費の原則も分流であればこそ。下水道の分流化を急ぐ相模原市にのしかかる莫大な負担。本市の下水道などとうの昔に。隣人の庭は青く見えてか羨望の眼差し向...
2020.11.14 20:55寒桜山の麓に咲きし寒桜、多少ひねって「裏山を案内せんと返り花」と一句。本来の季節と異なり咲く花を返り花というのだそうで。春に桜が咲く頃には。苦節四十年、位人臣を極めた以上はあと「半年」をつつがなく。そんな下心はすぐに見透かされるもので、退職後も歴史に名を刻む管理職として語り継がれてこそ、と隣部屋の主をせっつくもどこまで響いているか。方や庁内に...
2020.11.09 20:55早馬娑婆の雑念に迷わぬが仏門の境地と知るも相手は千年の神事すら覆す災禍。半数以上が「辞退」との意向に「さもありなん」と寛容な姿勢を見せるは住職。対する檀家の本音や、客人をもてなすは億劫、ましてや住職とあらば丁重に迎えねばならず、まさにそれこそが好機、あわや来年以降も、と。恐るべしコロナ、ならぬ檀家の深謀。薄れゆく絆。昔は遠い親戚にも早馬を飛ば...
2020.11.04 20:55彼氏思春期の娘に外出の行先、彼氏の有無を聞く父親は失格、と聞いて自らの優等生ぶりを娘に自慢したつもりが、「うちは娘が父親の行方を案じている」と妻。出張中の深夜に「今日は麻雀?」などと悠長なメールが届く無神経ぶり。ワイシャツが一枚足りねばそういうことでしょうに。クマとて逃げるから追ってくるのであって、スマホのロック機能、指紋認証などは...。そ...