2020.12.29 20:55十四折角の機会が失われて役職が泣いておらぬか。来年の市長選にでも参戦するならいざ知らず、そんな大それた野心なくば露出は少ないに限る。何よりも夜の会合とあらば泥酔の醜態を世に晒しかねず。目下、晴耕雨読、読書とランに興じており。来春には久々のウルトラマラソンに挑戦する決意を固め。そんな状況はあちらも同じ。折角の優勝も馬鹿騒ぎ許されぬ風潮に憐憫の情...
2020.12.24 20:55備前「年玉に勝る珍果や備前産」と一句添えて礼状を書いた。季語は「年玉」。週にたった十本、しかも、そこでしか入手出来ぬとか。M越、T島屋ならぬ御当地のT満屋こそが最上の百貨店と信じて疑わぬ地元民。そんな時の為の役職であって兄弟分の議長に「食わねば年を越せぬ」と所望したところ直ちに箱が届いた。勿論、寒空の下、御大将自らが列に並んで下さったに......
2020.12.19 20:55冤罪トナカイの国、カナダ在住の妹夫婦よりひと足早く子供たちにクリスマスプレゼントが届いた。添えられた手紙にエミリー・ブロンテ「嵐が丘」は父親も読むべしと。仕組まれた盗聴器の内容が白日の下に晒される例は枚挙に暇なく。その行為はいかなる理由あろうとも卑怯であることに弁明の余地なくも「前段」なくして結果なし、いわゆる「挑発」を割り引いたにせよ過去の...
2020.12.14 20:55寒燈M子さんの句に「寒燈下貯蔵ワインの薄埃」と見かけた。季語は寒燈(かんとう)。地下の貯蔵庫に眠るワインに薄埃、寒燈の取り合わせは絶妙ではないかと思うのだけれどもいかがか。工場夜景に負けぬ光景は夜明け前の鷲ヶ峰営業所。まさにあのデザインこそ本市「らしさ」を備えた傑作、薄暗闇にズラリと並ぶバスだけでも壮観なれど一部に車内灯が点灯してこれがまた何...
2020.12.09 20:55公益滅多に手にせぬ類なれど「知事の真贋」(片山義博著)に「議論せず、決めない議会に存在意義はない」と見かけた。同じく有権者の洗礼を浴びておられる身といえど、首長が常に正しいとは限らず、十に一つは...。役職に調査権が付与されているのだから腑に落ちぬことなどは堂々と聞けばいい訳で、どこぞの会派の質問に以下のやり取りを聞いた。こたびの補正予算の中...
2020.12.04 20:55全議正月の目玉番組ながら視聴率は知らず、副議長との新春対談の収録を終えた。歴代は議長室が恒例なれど、背景同じでは代わり映えせぬ。私の前任から趣向を変えて市内の名所を舞台にしたものの、屋外とあらば気になりし天気。我「々」と括られるに申し訳ない気がしてならんのだけど、日々善行に励んでおるゆえ気にせんで宜しい、と副議長。日頃の行いが左右するならばた...