2016.01.30 20:55主計官年配者の目は確か。何か見返りを求める訳でもなく、他と天秤にかけるなど野暮なことはしない。政治の不満などどこへやら、ささやかな趣味に興じておられる紳士淑女の皆様がいつも笑顔で迎えて下さる。そんな句会に選んだ一句は「筆に込む歳の大志や初硯」。見渡せばもう結構な御齢ばかりだと思うんだけど「大志」を抱いて筆をとるってんだから...。もうこのへんに...
2016.01.26 20:55100ワット一人じゃ寂しかろうなどとヘンな気遣いから「たまにはどうか」と無所属のセンセイをお誘い申し上げたのだが、誘う相手が良かったせいか夜メシと二軒目を御一緒下さることになった。同期ながらも向こうが若干の年上にて教わることが多いMセンセイだが、話の途中に「やまちゃんは便所の100ワットだからな」とつぶやいた。おいおい何だそりゃ?語彙に乏しいもんだか...
2016.01.22 20:55聖達磨以前、相手候補に色恋の些細な噂が流れたことがあって、ある日の酒席で「オマエが犯人だろ」と泥酔した女性市議に胸ぐらを掴まれそうになった。「バカ言うな、有権者にカネを配ることはあっても他人様の足をひっぱるなどという姑息なことはせぬ」と窘めたのだが、酒癖が悪いってのは始末に負えぬ。私のブログは着色が施されていることが大半だけど今日は実話。本人の...
2016.01.19 20:55ぼろや二十四節気の一つ「大寒」。一年ぶりに長靴での登庁となった。凍結時における転倒の危険性を鑑みれば格好などどうでもよろしい、くだらん見栄こそ高くつくと思うのだが、やはり長靴は私位なもので...。その昔、「この下に高田あり」との看板に豪雪地帯で知られた私の郷里では一夜で1m以上積もるのも「ざら」だったから道なき道をかき分けての通学。猛吹雪とて何...
2016.01.15 20:55国際局長「それでは御来賓による挨拶を...」との紹介に登壇されたわれらが田中和徳センセイ。当人を親父と慕うHセンセイがスマホを向ける。「私もやろうか?」-「いや、アンタはいい」。スマホを向けられると何かそれだけで人気がありそうに見えなくもないだけにおらが代議士Nセンセイが無いのは寂しく、「ならば私が」とスマホを取り出して...。最近目を惹いたニュ...
2016.01.13 20:55庶務課区少年野球連盟主催の恒例、ちびっこマラソン大会。初当選以来13年間ずっと子供たちと一緒に走っているんだけど、さすがに今年は予定が目一杯にて断念せざるを得ない。監督やコーチから格好が違うじゃないかと冷やかされること位は想定していたんだけど国会浪人中のSセンセイが「初めての」ジャージ姿で走らんのかと。そんな挑戦はわれらが与党のNセンセイに向け...
2016.01.10 20:55七草粥今年は文豪・夏目漱石の没後百年。今以てここまで多くの方々を魅了するには訳があるはず。英語教師の頃に「I love you」を「我君ヲ愛ス」と訳した生徒に「月が綺麗ですね」位に訳すべしと諭したとされる逸話にその秘めたる才能が窺い知れるが、俳人・正岡子規との親交はつとに有名で俳句も好んだとされる漱石先生。小学校三年生の娘が国語の授業にて俳句を...
2016.01.08 20:55特選和牛正月に「背伸びして験(ゲン)を担ぎし初御空」と詠んだ。迷信深いもんだから元旦こそこじつけでも何か縁起を担ぎたくなるもの。ならばいっそ神仏の御加護にあやかるべく神社に...というよりも年間の出番が少ないとやらされていたりもする神社の御奉仕。所詮はそんな不純な動機で出仕する上に、境内では本殿への参拝よりも支援者への挨拶が先なのだから御利益も薄...
2016.01.05 20:55御来光「ノルウエィの森」以来、久々に同氏の本を読んだ。といっても文学作品ではなく紀行エッセイ。旅好きの夢叶わぬもんだから他人様の見聞録に想いを巡らせてみたりもするんだけど、その第一話の舞台が米国のボストン。米国の中でも歴史を有する東海岸のボストンは前職時代に訪れたことがあるんだけどその街並みが何とも良かった。作者は過去に居住歴があるらしく川沿い...
2016.01.01 20:55我逢人迎春。相手に惚れ込んだ当人が趣味を聞かれて憚らず「趣味は田中角栄」と言った話はつとに有名だが、私との初対面の日時と状況を今以て「克明に」覚えておられるのだから恐れ入る。妻とてそんなことは「全く」覚えていないと思うけど...。暮れの挨拶回りなども今さら顔を出した出さぬで寝返る返らぬというもんでもないはずなんだけど、怠るとどうにも落ち着かぬ。...